2011年1月 6日 (木)

365歩のマーチ

昨夜は伊藤公朗さんと、吉見征樹さんのインド古典。
約2時間半におよぶ超絶技巧の即興演奏を聴かせて頂きました。
いや、凄いですわ。やっぱりこの二人。
そしてますます、インド音楽に近づきたいと想う私でありました。
話は変わりますが、昨年末に水前寺清子さんがテレビで「365歩のマーチ」歌ってました。
普段はクールな娘も、なんだかこれ聴くとノリノリです。
21世紀に残った昭和の名曲ですね。
そしてこの画像。クロマニヨンの推薦なのですが(^^l)
編集したわけじゃなくて、画像に音を乗っけてみたら見事にハマッタという・・・。
奇跡のコラボレーションです。1年のはじめの景気づけに是非!

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2010年12月29日 (水)

Keith Jarrett - Danny Boy

今年いちばん泣いたピアノ。
キース・ジャレットの「ダニーボーイ」です。
最近はまた精神的ダメージの噂も聴こえてきますが、
これは難病から復帰した後の2002年の演奏です。
演奏最後の方で、間が悪く会場からレジ袋のようなノイズがして、
(しかも東京公演だよ ><)
彼がすかさずそちらを「おいおい」という表情で見る姿が(5'09あたり)、
演奏者の片隅にいる私としては印象的でした。
ケルンコンサートの頃の没我の境地といった演奏とはまたひと味違う、
本当の意味で心身共に成長した、全身音楽家の姿だなと思うのでした。

ピアノは分類がとにかく大雑把で、
クラシックorジャズ以外は認められていないような状況ですが(あとはポピュラー、みたいな)、
本当はダンスのようにモダン、コンテンポラリー、舞踏・・・と、
もっと繊細なバリエーションが、演奏者自身の中にはあるはず。
そしてもっと、弾く側にも聞く側にも、ジャンルを飛び超える自由があってよいと思います。
彼は、ノンジャンル・ピアニストの先駆け的存在(ジャズに入ってること多いけど)。
とにかく音色だけで、涙が出る。
天才です。

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2010年12月26日 (日)

印度の子守唄 by リューランス

先日のプラネタリウムコンサート「シタールとピアノで紡ぐ~インド星物語」の中で、
ピアノソロで弾かせて頂いた曲。
コンサートの中でも少し触れましたが、
この曲、’いわくつき’というか何というか、とにかく興味深いのです。

まず歌っているのが戦前のオペラ歌手・関屋敏子
彼女は日本の童謡、子守唄も数多く録音していますが、30代後半で自らの命を絶っています。
理由については定かではありませんが、母方にアメリカ人の血を引く彼女は、
きっと美女だったに違いありません。
ゾルゲ事件’に関係した暗殺説(愛人説)まであって、ミステリアスな人生です。

そして作曲は、アメリカのリューランスという音楽家。
彼についての資料はあまり残っていないのですが、
いくつかの文献によれば「アメリカ・インディアン音楽の研究に生涯を捧げた」という記述が出てきます。
ん?アメリカ・インディアン?

そして訳詞の堀内敬三
あの’浅田飴’の三男坊である彼は、
ジングルベルやアニー・ローリーなど童謡の名曲を数多く訳していますが、
実は戦前に、アメリカのマサチューセッツ工科大への留学経験もあるエリート。
アメリカインディアンと、インドを間違えるとも思えず・・・。
しかしこの「印度の子守唄」は、彼の著作権資料を調べても見当たりません。
なぜ??

さらに彼には、もうひとつのペンネームがありました。
その名も「安谷 鎮雄」。
アヤシイゾ・・を文字ったものだと言います。

むむ。確信犯だったのか?

しかし歌った関屋敏子はそのことを知っていたのか?
そして当時、このちょっとエキゾチックな子守唄は
どれくらいの人たちに知られていたのでしょうか。

とにかく色々な憶測を呼ぶ、今年の忘れられない一曲です。


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2010年10月12日 (火)

Playing for Change 音楽は世界をひとつにする



今年に入ってから、’肩書き’を必要とされる場では「民族音楽ピアニスト」と記している。
これはなんていうか、’自分の血や遺伝子に響かない音楽は演奏しない、という自分への確認というか、
小さな決意表明みたいなもの。
日本人(民族)にとらわれるならば、日本音楽以外は演奏しないということになるけれど、
日本の民族音楽って、じゃあ先住民族のアイヌ音楽じゃないの?と思ったりして、
そこでまたアイデンティティの葛藤なども生まれてきてしまうわけです。
そうではなくて、商業主義やクラシック至上主義の方々とは、
違うスタンスで活動をしているピアニストです、という自己紹介のようなものでもあります。
そうは言っても、CDを一枚でも売ったらそれはもう商売だし、西洋音楽だって良いと思ったら演奏する。
ただ、産業革命の申し子のようなピアノという楽器との関わり方を、
極東アジア人の視点から、今いちど見つめ直してみたいと思っているのでした。
そしてさらには私が東京出身で、
生まれ育った新興住宅地には、地元の(私の)民謡が無いっていうのも大きな理由だと思うのだけど。

紹介したビデオクリップは、ご存知の方にとっては今更なんですけど、
テレビをあんまり見ない私、最近知りました。
今年に入ってから大和証券が映像をCMに使用しているようなので、
(そのあたりがちょっと残念なんですけどね。リーマンショックの影響もあるだろうし、

関係者たちもしたたかに運営資金を調達しているんだな、と受け止めたいと思いますが)。
テレビで目にした(耳にした)方も多いはず。

録音技術の進歩は、こういう素敵な発想を実現することもあるんですね。
国内でももっと皆やったらいいんだと思う、こういうこと。
でもそういう時に、真っ先に弾(はじ)かれる楽器がピアノという気もするんですけど。
ちょっとした疎外感を味わいつつ、今度生まれ変わってきたら絶対に、チューニングが簡単で、
持ち歩ける楽器をやろうと思うのでした。

弾(はじ)かれる、弾(ひ)かれる・・・同じでしたね。







プレイング・フォー・チェンジ 音楽は世界をひとつにする
http://100voices.wordpress.com/2009/05/06/playing-for-change/

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2010年9月 2日 (木)

ハンガリアン娘の歌



スタジオに蚊がいましたgawk  密室で一対一だから、気が散るったらないですよ。ピアノ弾いてる時におでこに止まったのを感じたので、ペシっとやったら(おでこをね^^;)、膝の上に落ちてきました。ピアノ弾きながら(音楽を止めないで)蚊を潰せるなんて、自分、凄いかも。

この夏に
気に入って、時々聴いていたハンガリーのシンガーです。手作り感あふれるアニメーションも涼しげで。下のビデオの真ん中にいるのが彼女ですが、三人共、歌が上手いだけじゃなくて美しい!ハンガリーの人気歌手のユニットらしいですが、飾り気のない(毒されていないっていうか)大人の女性の魅力にあふれてますね。歌も異国情緒があって、でもなんとなく身近に感じるハンガリー民謡。行ってみたいな、よその国・・・。2曲目は晩夏の夕暮れに、ぴったりの曲です。「Fekete madár」は邦題に訳すと「黒い鳥」となりますが、どんな内容なのかは残念ながらわかりません(謝)。

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2010年8月 7日 (土)

Hermeto Pascoal より 残暑お見舞い申し上げます

もう立秋ですかgawk。確かに夕暮れのビル影が長くなって、
朝晩の風もだいぶ涼しくなりました。
まあ、昼間は汗だくですけどね(><)。昨日も娘のリクエストでドーナツ揚げて、熱中症になりかけました。
でも汗をかかない夏よりは、体は爽快!水分補給忘れずに。

ちなみにエルメート・パスコアール氏。知る人ぞ知るブラジルの鬼才ミュージシャン。
(↑このリンクふたつめのピアノ動画は感動的。彼が音楽の先生だったら、
日本中の子供はみんな音楽好きになる!)

何でも楽器にしちゃうし、ピアノも歌もとっても味(テク)がある。
6月に来日してたんですね。74歳健在!
滝つぼ、気持ちよさそう・・・ 。

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2010年7月13日 (火)

Patty GRIFFIN ~RAIN~

動画が気に入って時々観てます(聴いてるっていうよりも)。
雨は生命が育つには欠かせない天からの恵だけど、
高温多湿の日本では、それをつい忘れた気分になりますね。
あちこちで聞かれる大雨災害も、雨の存在を無視した環境開発が原因だったりもしないだろうか。
雨は土にしみこみ、やがて川になり、そして海に帰っていく。
そのプロセスさえ大事にすれば。

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2010年6月28日 (月)

あ、暑っ。

昨夜は今年一番の熱帯夜で、朝から蒸し蒸し。
不思議とメールや電話やファックスが多い一日で、
朝からずっとバタバタ。
しかも午後からどんどん頭が痛くなってきて、もしや?と温度計をみると32度!
熱中症かgawk 慌てて氷水を飲んで横になったりして、
年々暑さに弱くなってる自分を再認識。亜熱帯スコールも始まりました。
徐々に慣れていけば耐えられるんだけど、
今年は気温の上昇が急すぎやしませんか?
梅雨か夏か、どっちかにしてほしいdespair

というわけで今日の気分にピッタリな動画です。
有名なトゥバ民謡なんだけど、白人種にはデスメタル系に聴こえるらしい
という噂は本当でした。
これはあまりのおバカぶりに、つい笑っちゃいました。
等々力先生は怒りそうだけど。

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2010年6月18日 (金)

BulgarianVoices ANGELITE×Huun-Huur-Tu

先日ご紹介した、Moscow Art Trioつながりで一曲。
ブルガリアンボイスとTuvaの人気グループHuun-Huur-Tuのコラボです。
Mountain Taleというのはたぶんブルガリアの民謡かな?
トゥバ勢が唄っているのは「Orphan's Lament(孤児のかなしみ)」だと思います。
私は理屈抜き、遺伝子レベルで反応してしまう唄。
みなさんはいかがでしょうか?
タイトルにあった肝心のMoscowは出てきませんでしたけど(^^;)




トゥバ民族音楽家・等々力政彦さんとササマユウコが
CD「生きものの音」で共演している「翼があれば」という曲も、
もとは「みなしごの唄」というタイトルが付いていました。
こちらもよかったら聴いてみてください。(って、今はじめて視聴を聴いたら間奏だけなのねgawk

9月22日には渋谷・公園通りクラシックスでライブやります!

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2010年6月 4日 (金)

Moscow Art Trio

最近はめっきり仕事以外で音楽を聴かなくなってたのですが、
今さらyou tube聴き始めたら面白いじゃん、これ。
世界中の音楽が聴けるなんて、
民族音楽に邁進する私としては宝の山です。
発掘、採掘・・・というわけで、気まぐれに。
ササマユウコの心にヒットした音楽を勝手にご紹介していきます。
基本的に音楽ジャンルは問いません。
一期一会の一曲をお届けいたします。
いやあ、これやってるだけで一生終わっちゃうね(^^;)。

記念すべき一曲目は、
いま気に入ってるウクライナ出身のピアニスト(作曲家)Michael Alperin率いるMoscow Art Trioのライブ。
名前はモスクワだけど、ノルウェーのアーティストです。
いいなあ。仲間に入れて欲しい!ピアノ2台もいらないけど。
自由とは何ぞや?と聴かれたら、こういう音楽みたいな感じ、
と私は思います。
デタラメじゃなくて、自由。
国境やジャンルを越えることと、侵略することも違う。
色々な意味で、MICHAELさんのピアノには勇気づけられます。
(最後が切れてるんだけど ^^;)

中盤の変拍子いいです。5拍子大好き。
クラリネットを吹きながらの歌も、力強くていい雰囲気。


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