2017年10月11日 (水)

協働プロジェクト「聾/聴の境界をきく~言語・非言語対話の可能性」FB専用ページができました

Fb

@deaf.coda.hearing
https://www.facebook.com/deaf.coda.hearing/

人と人を分けるのは1本の線ではなく、グラデーション状の帯ではないか?
「境界」とは何かをメンバーそれぞれの世界を行き来しながら考える協働プロジェクトです。(助成:アートミーツケア学会青空委員会)


【主要メンバー】

雫境|聾・Moement・身体 
ササマユウコ|聴・Soundscape・音 
米内山陽子|CODA・SignLanguage・言葉

 

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「即興カフェ」プロジェクト|FBの専用ページができました。

「即興カフェ」 https://facebook.com/improcafe/

サウンドスケープの哲学から新しいオンガクのかたちを即興的に実験するプロジェクト。
(鈴木モモ・ストリングラフィ奏者×ササマユウコ・即興ピアノ)

写真は10月6日に調布・森のテラスで開催された「番外編\教えて!トドリキさん/トゥバ民謡の音宇宙」から。専用ページには当日のアルバムが掲載されています。
出演:等々力政彦(トゥバ音楽奏者)、即興カフェ・鈴木モモ(ストリングラフィ奏者)+ササマユウコ、鎌田英嗣(トゥバ音楽奏者)

履物「ひかりのすあし」浦畠晶子、台湾茶(杉本ご夫妻提供)
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2017年10月 5日 (木)

『月の栞』

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中秋の名月、そして明日の「即興カフェ」は満月。10月は「月」の季節ですしお誕生月ということもあってか、懐かしいCD『月の栞』(ササマユウコ、坂田梁山、石川高)のジャケット原画(『月を探す旅』木版画)と、松本豆庵の寒氷いただきました。どちらも安曇野在住の木版画家・小平彩見さんの作品です。ありがとうございます!
小平さんは、16年前の出産退院した確か翌日に銀座山野楽器の試聴盤で新作を偶然きいたとメールを下さった方で、ゆっくり育児に専念するつもりの重い腰を早々にあげるきっかけとなった、怒涛の嵐のような存在(笑)。今は二児の母として育児と創作活動との両立を頑張っていて、作家としてのキャリアも着実に重ねていらっしゃる素敵な方です。
思えば神楽坂でインディーズレーベルを立ち上げたのも、当時サンプルを聴かれた新宿タワレコの店員さんから「全国流通できるようにレーベルを」と直接お電話を頂いたから。ネット環境もまだ発展途上で、あんなに大変な仕事になるとは夢にも知らずに気軽に引き受けたのが、もう15年以上も前の話。デジタル打ち込みが台頭した時代に、「5分以内の非アカデミックな生演奏のアナログ一発録音」という動機(狂気)にかられ、その録音物に翻弄された年月も振り返れば懐かしい思い出だし、10年間に作った5枚のアルバムは今も世界各国で静かに聴かれていることは、このサイクルが早い業界でもっと噛み締めてもいいのかなと思う。共演者はじめ関わって下さった方たちには感謝してもしきれないし、無かったことには出来ないのだよ。たとえ自分の中では昇華されたモノ(CD)との音楽実験だったとしても。録音するとはそういうこと(風景をだいなしにする、と言った人もいる)。
この2003年発売のCDは、今もテレビやラジオで時折流れている。正直、現在の自身のオンガクからは少し遠い存在です。笙の石川さんは今年の坂本龍一氏のアルバムに即興4曲が収録されています。少しフライングですが、来年1月20日には石川さん、サンレコの國崎晋さんを特別ゲストに、鈴木モモさん、ササマユウコで「音と言葉」をテーマにした即興カフェも開催します。(南青山Haden books)。新しい音楽実験にも、どうぞお付き合いください。

◎この可愛らしいお菓子は松本の「すぐり」さんでお買い求めいただけるそうです。
https://www.facebook.com/warehouse.suguri/

そして明日は、CD『生きものの音』をご一緒しているトゥバ音楽演奏家の等々力政彦さん、ストリングラフィ奏者・鈴木モモさんと共に「即興カフェ 番外編」を開催します(@調布・森のテラス)。助っ人としてトゥバ民謡の若手ホープ鎌田英嗣さん、音楽家・履物「ひかりのすあし」作家の浦畠晶子さんの展示販売、台湾茶もご用意してお待ちしています。ちなみに等々力さんは現在、京都大学で微生物を「共生」の視点から研究されていて、今回は新しい「音楽のかたち」と「学びの場」を実験する場としても開催されます。どうぞお気軽に足をお運びください。(ご予約は「即興カフェ」まで improcafe.yoyaku@gmail.com)

※詳細は Facebook @improcafe をご覧ください。

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ササマユウコ|YukoSasama

2011年東日本大震災後、「オンガクとは何か」を考え演奏活動を一時休止し、カナダの作曲家M.シェーファーのサウンドスケープ論を「内と外の関係性」から研究する(弘前大学大学院今田匡彦研究室2011~2013)。2014年、哲学の実践拠点として芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト設立(相模原市立市民・大学交流センター)。哲学カフェ、即興演奏、地域連携事業、執筆活動、ワークショップなどを展開中。詳細は個人サイトをご覧ください。

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2017年9月12日 (火)

毎月11日更新 コラム『inside/outside』

毎月11日にコラム『inside/outside』更新しています。現在の連載テーマは『音の記憶』。9月11日号は『戦争の音』 です。N.Y.テロから16年目を迎え、あらためて言葉にしてみました。(ササマユウコ)
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2017年9月 7日 (木)

最近の活動について

SNSや専用サイトでの発信が多い状態です。日々の活動をご覧になりたい方は個人サイト にどうぞ。

2011年の東日本大震災を機に始まったササマユウコの「サウンドスケープ研究」の旅。弘前大学大学院今田匡彦研究室(2011~2013)をはじめ、若尾裕先生、豊かな「音のない音楽」を教えてくれた映画『LISTEN』の監督おふたり、新井英夫さん、路上観察仲間(劇団青年団の皆さん、泥沼コミュニティ)、演奏即興(ナハマノヴィッチ氏)、表現の自由(作業所カプカプ)、空耳図書館から生まれたaotenjoをはじめ、まだまだ本当に沢山の貴重な出会いや学びがありました(そして今も続いています)。

2014年にはサウンドスケープを「耳の哲学」と捉え直し、「内と外の関係性」から世界を見つめる考察・実践拠点に芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト」を立ち上げました。ここでは現在も、音楽領域を越えて様々な分野のアーティストや研究者たちと活動しています。

コネクト活動の4年目となる2017年も早いもので後半に入りました。この3年間の活動で編まれたサウンドスケープを振り返ったとき、「音楽家としての私」にとってもミッションとも言うべき「ふたつのプロジェクト」が、ほぼ同時に立ち上がりました。2011年以降は学術的な言葉の構築に全力を注いでいましたので、音を出すことからは意識的に離れていました。しかし素晴らしいアーティストたちとの出会いから、再び「音」と向き合う機会が増え、新たな気持ちで原点に回帰しつつ、未来を見つめているのが今の状態です。

今後も前例のない「音楽家」として、サウンドスケープ哲学を軸に「Lief as Music 音楽のような人生」を実践していきたいと思います。日々の情報はFacebook等を覗いてみてください。どうぞよろしくお願いいたします。ここも時折更新します。
(2017.9.6.ササマユウコ)

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◎即興カフェ
サウンドスケープの哲学から「新しいオンガクのかたち」を実験する即興演奏家のプロジェクトです。






◎「聾と聴の境界をきく~言語・非言語対話の可能性

(助成:2017アートミーツケア学会青空委員会)
人と人を分けるものは一本の境界線ではなく、グラデーション状の帯ではないか?
メンバー(雫境×米内山陽子×ササマユウコ)それぞれの世界(聾・CODA・聴)を行き来しつつ、言語・非言語対話の可能性を通して「境界とは何か」を探ります。

Noutanartspace

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2017年9月 6日 (水)

「即興カフェ・番外編」 トゥバ民謡の音宇宙

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【今年も急遽決定】
秋の森でお茶会します!

◎即興カフェ・番外編
 \教えて!トドリキさん/
 「トゥバ民謡の音宇宙」

お茶する人
等々力政彦(トゥバ音楽演奏家)×鈴木モモ(ストリングラフィ奏者)×ササマユウコ(音楽家)

日時:2017年10月6日(金・満月) 13時30分~15時30分
料金:2000円(定員20名|要予約 improcafe.yoyaku*gamil.com *⇒@に)

◎詳細はFBの専用イベントページにて随時お知らせいたします。

主催:即興カフェ
(サウンドスケープの哲学から「新しいオンガクのかたち」を実験する即興演奏家のプロジェクトです)。

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2017年8月18日 (金)

INSIDE/OUTSIDE コラム『音の記憶』

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毎月11日更新。
 ホームページのコラムINSIDE/OUTSIDE 
  第5回『音の記憶』
 「沈黙の音~Sound of Silence」です。

 

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執筆:ササマユウコ

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2017年7月30日 (日)

大丈夫?赤ちゃんの耳②

◎昨日Facebookにあげた関連記事も閲覧数が伸びていますので、掲載しておきます。
どうぞご参照ください。
参考サイト  ササマユウコ個人 http://yukosasama.jimdo.com/
芸術教育デザイン室CONNECT/コネクト http://coconnect.jimdo.com/

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自身のブログでも、数年前の記事「大丈夫?赤ちゃんの耳」が未だにアクセスが落ちないので、これは関心の高い内容だと思った。ワークショップでも「学校の刺激が強すぎる音に子どもがなじめない」と悩むママのお話を伺う機会が何度かあって気になっていた。

保育室だけでなく、テーマパークのような小学校やイベントのBGM、音が大きすぎる映画館、つまるところ「子どもの耳」を巡る社会のサウンドスケープすべてに対して必要とされていた専門研究の視点。つい最近も子ども向け美術の音展示が気になったし(教育的、道徳的にではなく、音が混ざり合ったり低音が強すぎたり)、特に未熟な子どもの五感に携わる場には、提供する側に科学的、音楽的な専門知識も外せない時代になったと感じている(本当は、子どもの「ちいさな耳」に対する想像力や優しさがあれば解決できる問題も多いと思うのだけど)。アルコールやポルノへの年齢規制や、激辛スパイスに対する自主規制のような概念が、音(音質や音量)には存在しないことの問題。もちろん「表現の自由」とは別次元の話として。
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2017年7月29日 (土)

大丈夫?赤ちゃんの耳①

Hana_letter(このページを訪ねて下さったママたちへ)
この記事は社会的な状況の変化を踏まえながら、時々加筆・訂正をしています。
【初回掲載】2014年
【最新】2017年7月29日

私は耳鼻科のお医者さんではありませんが、今から40年前に「耳を傷つけてはだめ」と説いたカナダの作曲家/M.シェーファーの教えを子育て世代にも知っていただきたくて、サウンド・エデュケーションのワークショップに入る前に、特に小さなお子様を持つママパパ、そして子供たちに「耳の大切さ」についてお話させていただいてます。

以前こちらでもご紹介した「蝸牛」の絵や本物の貝殻を見て頂きながら、耳の中にも小さな貝(自然)があるんだよ、
耳はとっても我慢づよくて普段は何も言わないけれど、
あんまり大きな音をイヤフォンなんかでずっと聞いていると、
ある日突然「もう疲れた・・」って、
音をきくのをやめてしまうこともあるんだよ、とか。。「想像する力」のお手伝いをします。

しかし、そうやって言葉で説明できる世代はまだいいのです。
今すごく気になっているのが「赤ちゃんの耳」。

最近は、野外フェスやコンサートなど、いわゆる「大人の音の場所」にも子連れの方が増えてきました。もちろん、親子で音楽を楽しむことは素敵です。
ただ、重低音がきつめの音楽や、BGMがあふれるファッションビル、音のカオスのゲームセンター、、大人の耳でも疲れてしまうような「スパイシーな音」が溢れた中でベビーカーを見かけると、「赤ちゃんの耳、大丈夫かな。。」と心配になります。

「赤ちゃんは自分が興味のある音しか聴いていないし、
うるさい音でも好きならばストレスにならない」、
という内容の記事をご覧になったことはないでしょうか?
これは「都合耳」という考え方です。
そしてこのお話は、「耳」ではなくて赤ちゃんの「脳」や「心」の問題。
鼓膜や内耳といった「機能」のお話ではありません。
ここを誤解すると大変。
しかも医療や心理学の専門分野でも、まだまだこれからの研究分野です。
ストレスフルな音が、赤ちゃんにどんな影響を与えるのかは、
実はわからないことが沢山ある。
だからこそ「赤ちゃんの耳」を守ってあげるのは大人の役割なんですね。

耳には「蓋」がついていません。
見たくないものは「目を閉じる」ことができる「目」の機能とは、ここが大きく違います。
大人の耳でもライブの後に耳が「キーン」として、
なかなか元に戻らない経験をした方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
スタジアム級のコンサートをするメジャー・アーティストの耳が、
実は片方難聴になってしまったお話も珍しくありません。
スタジアムのような大きな空間では自分の出した音がよく聞こえないので、
片耳にイヤフォン・モニターを入れて歌ったり演奏をします。
しかもアーティストは、普段からスタジオでヘッドフォンをしたり、
レコーディング等で大きな音を耳に入れて疲れている。
音楽家の難聴は「職業病」だと思います。

ところが赤ちゃんは、もし自分の耳が傷ついていても、
それを言葉で伝えることができません。
ママやパパが赤ちゃんの耳を傷つけてしまっていても、
それに気づくことはもっと難しいかもしれません。

音は空気の振動です。
その「揺れた空気」が耳の穴から入って「鼓膜」を揺らすと、
その振動がさらに奥にある中耳から内耳を伝わって脳に「音の情報」として伝達されます。
これが医学的な「きく」という仕組み。

ひとことで「難聴」といっても先天的、後天的、もちろん原因は様々ですが、
明らかに後天的に「音」が耳を傷つけてしまった場合、
この最初に音を受け止める「鼓膜」が何かしらのダメージを負います。
イメージとしては、大きな音がものすごい勢いで鼓膜を強く押したり揺らしたりすると、
(しかもそれをずっと続けていると)、
鼓膜も音に負けないように厚くなったり固くなったりして、
だんだん揺れなくなってしまう(音を伝えづらくしてしまう)という感じでしょうか。
もっと怖いイメージは、思いきり叩いた太鼓の皮は破けてしまう。
そういうことです。
耳をたたくことも、大きな音を聞くことも、物理的な原理は同じです。
大きな音は「聴覚(きく)」というよりも「触覚(ふれる)」に近くなります。

だから耳の中にイヤフォンを入れて音を聞くのは、
本来ならば耳の穴から入る揺れた空気ではなく、
耳の中でダイレクトに音が鼓膜に当たっている状態ですから、
特に未熟な子どもの耳がどれだけ疲れるか、想像つくでしょうか?

赤ちゃんに激辛スパイスの食べ物を与えないのは当たり前、
アルコールやポルノには年齢規制があるのも当たり前。
でも、音には何もありません。なぜでしょうか。

耳は何も言ってくれません。
だから「持ち主」がひとりひとり想像力を働かせて守るしかない。
赤ちゃんの耳の責任は、周囲の大人たちにあると考えることが大切です。
最近は子供用の耳栓や、ノイズキャンセリング機能があるイヤーマフもあるそうです。
出来ればそういうものが必要な場所には、
子供の耳が出来上がるまでは連れて行かないのが理想だと思います。
けれども、どうしても・・ということであれば、どうぞ耳を大切に。

〇最近になって、ようやくこの分野の研究が進んできたようです。こちらの記事は大変興味深いので、どうぞご覧ください。保育室だけでなく、学校のBGMや子ども向けイベント、音の美術展等でも導入が望まれるサウンドスケープの視点です。(2017.7.26 毎日新聞医療プレミア編集部)
「赤ちゃん学へようこそ」 保育室が危ない!? 響きすぎる音の悪影響

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2017年7月11日 (火)

コラム『INSIDE/OUTSIDE 音の記憶』更新しました。

毎月11日に更新されるササマユウコのコラム『Inside/Outside』。音の記憶④「蓮の花のひらく音」を更新しました。(2017年7月11日)

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